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「なんだか朝から体が重い…」 「仕事へのモチベーションや気力が湧いてこない…」
そんなとき、年齢のせいにしたり、心が弱いからだと自分を責めていませんか? 実は、あなたの「気力」がついてこないのは、日々の「食事のとり方」が原因かもしれません。
私たちの心と体は、食べたものでできています。 だからといって、サプリメントを大量に飲んだり、完璧な栄養管理を目指したりする必要は一切ありません。
今回は、60代の現役料理人である私が日々実践している、「心を置いてきぼりにしない、気力を充実させるための食事のコツ」をお話しします。
そもそも、なぜ食事で「気力」が変わるのか?
「気力が充実している状態」を作るには、脳内の幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や、やる気を出させる「ドーパミン」といった神経物質がしっかり分泌されている必要があります。
そして、これらの材料になるのが、日々の食事から摂る栄養素(タンパク質やビタミンなど)なのです。
つまり、材料が不足していれば、どんなに気合を入れようとしても「やる気のガソリン」が切れてしまいます。現代人の「やる気が出ない」は、実は脳の栄養不足であることも多いのです。

「やる気のガソリン」いい言葉だよね。ガソリンがないと車も走らないからね。
タンパク質とビタミン(特にビタミンB12)を意識してみよう!
【料理人のプチ知識】 ビタミンB12は、神経の働きを正常に保つために欠かせない栄養素です。これが不足すると、どんよりした気分や集中力の低下に繋がることがあります。魚介類やレバー、納豆などの発酵食品にも含まれているので、日々の食事で少し意識するだけで「やる気のガソリン」がしっかり満タンになりますよ。
完璧を目指すと逆効果!大切なのは「がんばらないこと」
ここで一番注意してほしいのは、「完璧な栄養管理を目指して、食事自体がストレスになっては逆効果」ということです。
実は私も過去に、完全な糖質制限ダイエットに挑戦したことがあります。確かに体重は落ちましたが、「あれは食べちゃダメ、これは食べてもいい…」と毎日食べ物のことばかり考えてしまい、毎日の食事がまったく楽しくなくなってしまいました。生活から面白みが消え、かえって気力が落ちてしまったのです。
食事は本来、楽しいものであるべきです。 ガチガチのルールで自分を縛るのではなく、「できることから少しずつ整えていくこと」。これこそが、メンタルと気力を安定させる本当の土台になります。

スーパーやコンビニに買い物に行く時に、「少し意識して食材を見てくれる」だけでも、立派な第一歩。それだけで十分なんです!
今日からできる!気力を充実させる2つの「ゆる食習慣」
まずは、次の2つだけを意識してみてください。これだけで、毎日のパフォーマンスがガラリと変わります。
① 朝食を抜かない(やる気のスイッチを入れる)
朝ごはんは、寝ている間に下がってしまった体温を上げ、脳と体に「今日も1日が始まるよ!」とスイッチを入れる大切な役割があります。 大層なものでなくて構いません。お味噌汁一杯、卵かけご飯一杯でも、お腹に入れるだけで体内時計がリセットされ、午前中の気力が違ってきます。
私の朝ごはんは決まってキムチ納豆ごはんです
発酵食品のダブルパンチで、お腹の中から元気に1日をスタートさせています。これを食べ始めてから風邪らしい風邪はひいていません。

② 「単品食べ」を避けて、野菜やタンパク質を少し添える
忙しいと、つい「カップ麺だけ」「パンだけ」「牛丼だけ」といった、炭水化物だけの単品食べになりがちです。これは血糖値を急激に上下させ、メンタルを不安定にする(イライラや急な眠気の)原因になります。
ほんの少しでいいので、
- コンビニの惣菜コーナーで「サラダ」や「めかぶ」をプラスする
- カップ麺に「ゆで卵」を1個添える
- お弁当に「ミニトマト」や「缶詰のサバ」を合わせる
このように、野菜(食物繊維)やタンパク質を「少し添える」だけで、栄養のバランスが整い、エネルギーが持続するようになります。
ストックしておける魚の缶詰があれば、いつもの食事にプラスするだけで食べ方のバリエーションがぐっと楽しくなりそうですよね!
魚の缶詰の食べ方が楽しくなりそう!
まとめ:食事を楽しみながら、一歩ずつ
現代人は忙しく、昔に比べて活動量も人それぞれ違います。だからこそ、自分の生活のペース(活動量)に合わせて、心地よい食べ方を見つけることが大切です。
一気にすべてを変える必要はありません。 「今日はいつもよりよく噛んで食べてみようかな」 「お昼のラーメンに、味付け玉子をトッピングしてみよう」
そんな小さな工夫の積み重ねが、あなたの「踏ん張る力」と「充実した気力」を支える一生の財産になります。 今日の食事が、あなたの心が元気になるキッカケになれば幸いです。
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